1.The Day dragged on
作詞:KENJI FURUYA
作曲:KENJI FURUYA
ある朝並木道を歩いている傷はもう癒えたんですか
すぐそばまで行きたくて花を摘みに走りました
青空が嫌いだからこの木の下に隠れていよう
痛めつけられるよりはまだ弱いままでいます
僕も並木道を歩いてみる誰もいない雨の日に
しばらくただ動かずに濡れた道を見ていました
まっすぐに伸びている急な坂道の下にある
海が見える教会へ行こうか迷っています
僕を見て笑い出す傷の無い少女
何となく寂しくて爪を噛む天使
悪いのは僕だけとずっと思ってた
次の日の朝がきて僕は空をにらみつける
2.SivA
作詞:KENJI FURUYA
作曲:KENJI FURUYA
この目には主の訪れが見える 誰かそいつを確かめよう
存在するのに苦を感じても アレ以外逃げるすべはない
トカゲの王はこう叫ぶ 体の中の偽善を除去しよう
宇宙は今も機能しているのに オノレの中に生はない
カイロが狂いだした脳はやがて 天の前にひざまづく
なすがままに なされるがままに 青ざめた顔で祈り出す
そよいだ風には目を背けないで 信仰への手がかり
この響きを聞け 空気の中に あざやかな光
そして時代は今 僕を拒み毒づいている
3.天使ノロック
作詞:KENJI FURUYA
作曲:KENJI FURUYA
見えないはずのウソと意味を見てはき違えては取り乱す
思い出に縛られるぐらいならいっそその頭を割ろう
つねに君をとりまく他人の無責任な力まかせの言葉で
われを失いいつしか消える孤独を集めるようになる
天使の歌が聞こえてくるでしょ
絡まり出した影も褪せていく
笑えないよ天使ノロックには
見えないはずのウソや意味などない
4.Chime
作詞:KENJI FURUYA
作曲:KENJI FURUYA
鐘の音が聞こえたなら そこで見た全ての偽善
讃えてやればいいさ 粉々になりたくないなら
憧れだけで狂ってた それさえもなくし始めた
こわくて眠れない夜 爪を噛んで震えながら壊した
こんな夜は窓を開けて逃げ出したい
倒れたまま死んだふりでもう眠りたい
鐘の音が聞こえたなら 夕べ見た全ての正義
忘れてやればいいさ 粉々になりたくないなら
鐘の音が
ピーターパンになりたくて
過ちを犯し続けた
退屈すぎた日々に
一人部屋で明かりを消して感じた
こんな夜は窓を開けて逃げ出したい
倒れたまま死んだふりでもう眠りたい
鐘の音が聞こえたなら
5.チェルノブイリに悲しい雨が降る
作詞:KENJI FURUYA
作曲:KENJI FURUYA
星のない街に生まれ 人は何をしてるんだ
意味もなく歩き生きる 僕達は選べないよ
真昼に見つけた道を 目指しても同じ事
戦車に乗った男が 僕を笑い飛ばすだけ
風のない街に生まれ 丘に登ることもなく
厳しさだけがとりまく 月曜日も変わらない
そして夜が明ける頃に 老人は何を想う
家に帰ろうとしても 外はつめたい雨が降る
何もないはずの公園 この雨がやむ頃に
子供達の笑い声は まだあるのでしょうか
チェルノブイリに悲しい雨が降る
6.Realism
作詞:KENJI FURUYA
作曲:KENJI FURUYA
確信に迫ろうとする時すべては初めに理解するもの
前に見た夢や空想だとか捨て去ることからそれは始まる
期待してはいなかった現実確認してから受け止めるはず
すでに否定することはできずに頭の中で脹らんでいく
解りつつある問題の前隔たりが壊れ近づいてくる
利点だけを見い出すだけのありふれた安易な発想
それならば今ここで試そう道化をふるまう彼等のように
すでに遠ざけることはできずに頭の中で脹らんでいく
大人達は同じことをそれなりには繰り返して
あとはそこで何かを見てこの世代に何を残す
7.羊を数えても夜は終わらない
作詞:KENJI FURUYA
作曲:KENJI FURUYA
眠りは時が逃げ込む 場所じゃない
夢を見てもそこにはいちゃいけない
本当は誰も時を刻めない
眠りは時が逃げ込む場所じゃない
空に青い鳥を見たら
羊を数えても夜は終わらない
8.Fake×Life
作詞:KENJI FURUYA
作曲:KENJI FURUYA
手紙を拾ったままで歩き出す
気がつけばキレイナ絵葉書だから部屋の壁に貼ろう
偶然立ち止まったままで何もせず
目に入る図書館で本を読もうくだらないのは知っている
車はひき殺したままで走り去る
窓ごしに震えてる人の顔だんだん遠くなる
瞳を失ったままで笑い出す
はにかんだ左目で僕を見てまたその目もえぐり出す
この星に生まれた僕達だから その先まで行って確かめる
この星は腐った社会だから 大人達を今切り捨てる
この星に生まれた僕達だから その先まで行って確かめる
この星の弱った小鳥達へ できることを今探してる
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